仕事をもたないデメリット、とはいっても家庭によっては「ママは仕事をすることができない」こともある。
・パパの許しがおりない
・自営業なのでママは一応仕事していることになっている(給料を加算している)ので余計なことはできない
・義父義母のお世話もしないといけない
「家族で幸せになる」のが目標なので、家族の了解がなければ仕事をしてはいけない。
しかし「社会に関わる」という作業はおススメする。

趣味が舞踊系の場合は、師事している先生についていき練習・発表会を数こなそう。
趣味と言えども人間関係に悩んだり、自分の立ち位置にも気を使うかもしれない。
しかし、発表会には情熱と信念が込められるので、見る側に感動を呼び寄せるのだ。
そしてパパや子供、おじいちゃんおばあちゃんも招待して日ごろの成果を舞台で輝かせよう。
たかだか発表会ではない、ママへの尊敬の場を作るのだ。
学校や病院など、無料であれば是非きてほしがっているのでコンタクトしてもいい。
自分だけでなく皆さんに喜んでもらえるし社会で役立っている証にもなる。
一人で生きているのではない、支え合いの世の中。
自分が40年後、老人ホームに来てくれる舞踊に感動する日が来るかもしれない。

華道・茶道の場合も楽しい。
ママたちを招待してお茶会開く、あるいは毎年桜の咲くころ檀家のお寺にお茶会を提案しよう。
ご近所さんや誰でも参加できるがパパや子供も招待するのだ。ママたちが着物姿だけで子供たちはテンションが上がる。「あっそう」という顔をしていても「普段のママと違うというか意外とキレイ・・・」とチラ見する。
ご近所さんにも、あの奥さん、ボランティアされて偉いわね、と思わぬオマケもついてくる。

着物の着付けに興味がある場合。
たまにチラシで「無料着付け教室」がある。
着物を買わないといけないとかのアヤシイ場合でなければ参加しよう。各種団体も着物を応援しているので無料なのは問題ない教室も多い。
着付けは誰でもできる。できるが、数をこなさないと忘れるのだ。
楽しくなれば、パパと子供を送り出してから家で持っている着物や実家の母に貸してもらって、着付けしよう。
びっくりするほど上手くなるので、どんどん楽しくなる。
そして茶道をされているママ友がいたら迷わずお茶会に行こう。外へ出て着物を着る機会を増やすのだ。
着物姿でキレイなママは、子供だけでなくパパも嬉しい。
そうそうパパに「ママ友とお出かけである」ことはちゃんと伝えておくことは忘れずに。変な嫉妬を回避するのだ。
そして、子供が高校生くらいになれば、ママやパパの昔の着物をきせて一緒にお茶会に行こう。
イヤイヤ、部活や勉強で忙しいし行くわけないだろうと思うかもしれないが、イマドキの子供であっても「他の子と違うこと」は嬉しいものである。
珍しいので「まぁ行くかも・・・」となったらしめたもの。
1回しか行かないかもしれないが、大学生になっても子供の心には残る。
友達にも「いやー親に(無理やり)連れて行かれてねー」と言ってお茶会のスマホ写真を見せると「むちゃ可愛いー(娘)」「着物、カッコいいじゃない(息子)」と株が上がるものだ。
思い出は、作ろうと努力しないと作れない時代なので子供に「楽しいイベント」提案をしていこう。
第一志望に合格してから、なら、子供はサークル友達を選んでしまうので思い出は作れない。
半日や1日くらい勉強しなくても、問題ない。高校2年生くらいまでしか親と「楽しいイベント」を共有することはできないことも覚えておこう。

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着付けが磨かれた場合、ヘアーやメイクも自分を相手に練習してみよう。
平日、昼間、そんなにお金もかからない趣味である。
この3つが習得できれば、娘の成人式でキレイに着付けれる。娘は式で友達に「ママが着付けてね」とちょっと自慢げに言うかもしれない。
そして、家庭の事情が変化して、仕事をしたい・せざるを得ない状況になったときでも、仕事は確実に、ある。
40歳代でも問題はない。
写真スタジオ、結婚式場やホテルで人材を募集している。
ただ、雇う側も毎日は必要なく、パートがほとんどということで、大きな収入ではない。
しかし地道にキャリアを積んで起業する方法もある。
同じ職場のカメラマンもほとんど自営だし、友達になっておけば、自分で着付け→カメラマンに撮影。
これだけで商売になる。
子供が独立すれば、家はガランと寂しい。
一階をリフォームしたり畳の部屋を作り、玄関に「着付け・撮影」の看板を立てて起業。
ある先輩ママは、着付けで起業後、内容を工夫されて発展。土日だけでなく平日も忙しい。
成功されているママは、多忙でも笑顔だし、考え方も美しい。尊敬する。

以上、いやいや趣味がないと言う場合は、ユニセフのボランティアもある。
日本の子供たちがいかに恵まれているかを、涙をもってママは実感する。
時間の限りボランティアをできればいいが、家庭の事情などですぐ辞めることもある。
こんな世界があったのか、と世の中への見方が広くなるだけでも、ちょっとでも実行の価値はある。
子供たちへの接し方も変化するだろう。
いや、子供に「あなたは恵まれているんだから!」と押し付けはダメだが、ちょっとした食事の合間に「南部アフリカの子供ってね、」と1分だけ話そう。
子供はどれだけ良い話であっても、長話は、聞かない。
ママは1分間にまとめて話さないといけない。
1ヶ月に1回だけでもいい、その1分は少しずつ子供の心に染みてくる。

社会と繋がりを持つことは、ママの成長→子供への教育 に良いことだらけである。
家に引きこもっているママ。40代・50代ならこれから人生半分あるので、家庭の幸せのためにもちょっと踏み出しては如何だろうか。
そして、孫の面倒を楽しみにもしよう。
孫にも、自分の体験を話して聞かせることができる。
「やらないで後悔するよりも、やって後悔する方が、いい」管理者の座右の銘(笑)
人生は、これからだ。

 

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