家の中でのんびり暮らしていた専業主婦に仕事ができるのだろうか。
ネットで「専業主婦 仕事」ググルと、ネガティブな意見や怪しげな勧誘が出る。イマドキ専業主婦は贅沢との意見も。
昭和時代から言わせてもらうと、これが女性の「普通の人生」であり今さら世間から批判を受けるとは想定外である。
とはいえ、子供の教育費の足しにちょっと仕事をしてみようかな、と少し探してみる。

専業主婦が長くて無キャリアでも、パートなら仕事は見つかる。
経営者にとって、パート・アルバイトは嬉しい人材。
できれば正社員雇わず彼らだけで回せればと願っている。彼らは決まった時間(例:10時から2時まで)休みなく働き、たった4時間の時給(例:900円×4=3500円)を渡すだけでいい。
正社員を雇うと、例えば月20万円でも、厚生年金・健康保険・その他で2倍近くの経費がかかるといわれる。
年に10日以上の年休も渡さないといけないし、その他労働基準法で規制がある。
パート・アルバイトは働く時間の自由があり、子供の小さいうちは時間が一番の宝物でもあるので、経営側双方にとってもWinWin。
小学生の子供の帰宅時間を気にするなら、近くの飲食店でもいい。

さて少し仕事をすると、それまで見えなかったことが見えてくる
①「自分は社会ではできないヤツだった・・・」
②「働くのがこんなにたいへんだったとは・・・」
過去の仕事経験があっても、年齢の壁で若い子より仕事の覚えが悪い。
ひと回り以上年下の店長に怒られてつらい。

③「仕事がするのが楽しい!」
④「これは天職だわ!」
家庭から解放された気分になり高揚する。
いいことだがハマりすぎて子供の懇談会や夜の時間帯に仕事を入れ、家庭で不和が起きてしまっては元も子もない。

パート103万円までは無税、138万円まで夫の保険でOKは、いわゆる専業主婦の働き方を考えさせる。
損にならない程度に、家計の足しにで、ちょっとしたパートも楽しい。
お金の面だけで考えると、月5万円パートを、子供が10歳から10年間なら600万円。月10万円なら1200万円。
たった5万円といえども積もり積もれば財産になる。
そして10年後は子供は20歳。もう子育てで忙しいとは言えない。
さて、そのパートを60歳まで続けるのか。20年続けても100円程度しか上がらない時給数百円の仕事を。

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それまで見えなかったことが見えてくる
家にいてるだけの時より、社会性が出来ていくのは間違いない。
そして、パートをきっかけに、一生の仕事になるキャリアを目指してみる探してみるのも楽しい。