子どもが好きになるおすすめ絵本を紹介。

★まずは年齢分けで。

<1歳から>

●いたいいたいはとんでいけ 松谷みよ子
わらべうたでの調子で、泣いた子を慰めるのに役立つ。
転んで泣いたときに「いたいのいたいの、むこうのお山へとんでいけ」と。

●おしっこしーしー ノンタンシリーズ
トイレトレーニングに。

●ノンタンぶらんこのせて ノンタンシリーズ
順番を教えるのに役立つ。
10まで数えてもすぐに友達にかわってあげるのは難しい。
「おまけの♪おまけの♪きしゃぽっぽー♪」とママの適当なメロディー付で歌うと素直にかわるようになったり。

●こぐまちゃんのほっとけーき わかやまけん
ことば、色合い、ホットケーキのやわらかさ、やさしい本。

 

<2歳から>

●はらぺこあおむし エリック・カール
♪リンゴをひとつ食べました♪と歌いながら読むとリズミカル。
丸い穴に手を入れるのが嬉しい。

●あおくんときいろちゃん レオ・レーニ
色のファンタジー。色がきれい。
「あおくんときいろちゃんはうれしくて(混ざっちゃって)、とうとうみどりになりました♪~」

●もりのなか エッツ
ぼくが散歩にいって、出会った動物たちとパレードするお話。
白黒だがあたたかい本。

●きょだいなきょだいな 長谷川摂子
巨大なピアノや石鹸に子どもが100人遊びに来て~?
きれいな絵で不思議なお話。きつねがいい味を出している。

 

<3歳から>

●はじめてのおするばん しみずみちを
ママ以外の、ぴん・ぽーんにドキドキしながらおるすばん。
くまちゃんを抱っこして安心している様子がリアル。

●しょうぼうじどうしゃ じぶた 渡辺茂男
小さいとばかにされていた消防自動車じぷたくんが大活躍するお話。
車好きでなくても喜ぶ絵本。

●もうすぐおにいちゃん 大友のり子
4歳のじろうにもうする赤ちゃんがくる。ママに甘えながらもお兄ちゃんになろうとする、ほのぼの絵本。
話は長いが、あきない。

 

★年齢関係なく、子どもが好きな作家と絵本名

<かこ さとし>

●とこちゃんはどこ
すぐどこかへ行ってしまうとこちゃん。
お祭りやデパートの人ごみの中でとこちゃんを探すのが楽しい。

●からすのパンやさん
貧乏なからすのパン屋の子どもたちが、お店を手伝って大繁盛する。
いろいろな形のパンがおもしろくて喜ぶ。

●だるまちゃんとてんぐちゃん
てんぐちゃんの持っているものが欲しくて、似たものを持つことでとても満足するてんぐちゃん。
かこさとしの絵本は、小さいところまで遊び心いっぱい。

●どろぼうがっこう
どろぼうがっこうの生徒と江戸時代っぽい先生のやりとり、ありえないくてばかばかしいのに、大人になっても心に残る。

 

<なかがわりえことおおむらゆりこ>

●ぐりとぐら
超有名だが、ハズレなく子どもが好きになる本。
ぐりぐらシリーズ、ほかも良本。

●なぞなぞえほん 1のまき~3のまき
「あさ おきたら まず いくところ →トイレ
生活のなぞなぞをやさしい絵で描いている。

●こぎつねコンチ
おかあさんとコンチのやりとりがあたたかい。

●三つ子のこぶた
●けんたうさぎ
日常生活を幼児の目の視点で表現。
長い文章もあり、読み聞かせでは声がかれるかも。しかし長くても子どもはあきない。

 

<馬場のぼる>

●11ぴきのねこ
空腹なねこたちが、大きな魚を捕まえに冒険する話。
きれいな絵ではないが子どもがわくわく惹かれる絵本。
シリーズどれも奇想天外、へんな話なので覚えている。

●ぶたたぬききつねねこ
しりとり遊びの絵本。おひさま まど どあ、と続く。
ことば遊びが楽しくなる。

 

<いわむらかずお>

●14ひきのあさごはん
いっくんからとっくん(1~10)の兄弟ねずみの家族団らんをほのぼの描く。
「○○くんはここにいる~」と探すのがおもしろい。
シリーズどれもかわいいが、あさごはんが一番いい。

 

★民話もの

昔話の絵本が意外と好き。言い回しや絵はいかにも古い。
でもやはりどこか惹かれるのだろう。
特にこの5冊は、何回も読んでほしいと持ってくるくらいベスト5。

●三ねんねたろう
●ちからたろう
●ももたろう
●だいくとおにろく
●スーホの白い馬

 

★5歳と大きくなってからの絵本

●エルマーのぼうけん
エルマーが、かわいそうなりゅうを助けるために冒険に出る。
ゆかいでたのしく、想像力が豊かになる。
1作目のみ秀でているのが通常のシリーズももだが、「エルマーとりゅう」「エルマーと16ひきのりゅう」3冊全てひけをとらないおもしろさ。

●おしいれのぼうけん
保育園でけんかをした2人が押入れに入れられる。その中で怖いねずみばあさんと2人で協力して戦ったり・・・。はらはらどきどきの冒険もの。
ママが「ねずみばあさんだぞ~」と脅かして押入れで遊んでもいい思い出になる。

●じごくのそうべえ
うっかり地獄けんぶつをすることになった3人。
ふん尿地獄や針山地獄などをらくらく乗り越えて、鬼たちから地獄を追い出される話。
関西弁のおもしろい言い回しで、ママも子どもも大笑いする。

 

★病気の子どもの話

●さっちゃんのまほうのて
右手の指がないさっちゃん。幼稚園のおままごとで、友達に指のない子はお母さん役になれないと言われショック。
指はないけれど、ジャングルジムにのぼるさっちゃんに子どもは「えらいなあ」と感心する。

●げんちゃんのふしぎなおやつ
友達の家でうっかりシュークリームを食べたべんちゃん。夜中にかゆくて泣くのは、卵と牛乳が入っていたから。
友達と一緒のおやつを食べれないアトピーのげんちゃんに、パパとママがやさしく力づけてくれる。

 

スポンサーリンク


17