高校生。勉強一本のためサッカーを辞める。
クラブと勉強の両立に悩み、クラブを途中で諦める子供がいる。
勉強とクラブ両立して第一志望大学に合格するのは、素晴らしい。
しかし全員が乗り越えられることではないので、クラブ続ける、辞めるは、子供に選ばせるべきである。

クラブ辞めても、浪人する。
クラブ辞めて、みっちり勉強して最高峰に現役合格する。

クラブ続けて、やはり浪人する。
クラブ続けて、第一志望現役合格する。
(この場合、最高峰には届かない。最高峰合格の子供達は時間があれば少しでも勉強に余念がない。クラブの時間より勉強したいのだ。)

子供は自分の実力をわかっているから、
クラブを続けてもオレは行ける、
いや、クラブしてたらオレは落ちる、
と自分で判断できる。

クラブを続ける子供はそれなりに理由がある。
・クラブでリラックスする時間があるから、帰宅して勉強に集中できる子供がいる。
・クラブを続けながら勉強する自分がかっこいい。
・今はクラブに集中して、引退したらガンガン勉強するつもり。

クラブを辞める子供の道ははっきりしている。
・現役で第一志望合格!クラブは大学に入ってから思いっきりやろう!
・クラブのために浪人したくない!

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間違ってはいけないのは、ママがクラブを辞めさせることである。
勉強に集中してほしいから、はわかるが、ムリヤリ辞めさせると、後悔してもしきれないことがおこる。
子供が自分からクラブ辞める、と決めるのは、クラブ< 勉強 となった時。あるいはママがそうしてほしいと願っているので従う時。
クラブ辞めるよ、と言われて、ママがあー良かった、そうよね、勉強できないもんね、と大喜びすると、後者。
本当は、迷ってるかもしれない。

迷ったまま、ママの言う通り辞めると後悔する。

クラブ辞めるよ、と言われたら、辞めた後の自分を想像させる。
勉強時間が1日◯時間、一週間◯時間確保される。そのうち◯時間を英語に費やすつもり、とか。
苦手教科の○○を集中的にやっていく、とか。
今までクラブが好きで、クラブするために短時間集中して勉強した子供。クラブ辞めて時間が格段に増えたら、同じペースでできるか。
できるのであれば第一志望に余裕で届く。
しかし人間は時間に余裕ができると、しっかり意識しないとそれに合わせてしまう。→時間を決めないで勉強すると結局は時間がなくなる。

勉強するつもりでクラブ辞めたのに、その時間を勉強出来なかったら親子ともイライラしてしまう。
そして悪い方向に行ってしまう。浪人への道を進むかもしれない。
こうなると、クラブを辞めた意味がなくなる。

子供の心を揺らして、迷わせて、時間をかけて考えさせる。
そして、クラブより勉強を選択した子供は強くなる。

子供の心が決まらない、あるいはやはりクラブを最後まで続けたいなら、それも自分の選んだ道である。

最初に書いたように、合格する子供は合格する。
もし浪人となっても、悔いはない。
人生の1年・2年の時間は無駄ではない。
また、最高峰の大学・学部は浪人生がうようよいる。
医学部になると、3浪にしても恥ずかしくはない。
(強い精神力を持ち続けるのが困難なだけである。)

高校時代にクラブ熱中していたからといって、大学でもクラブ一色、という子供ばかりではない。
大学はヒマである。
高校時代のようなストイックな生活はイヤ、飲みサー(飲み会がメインのサークル:ほぼ合コン)やバイトに精を出す、など選択の幅は広い。
中学・高校時代、勉強ばかりでかわいそう…では決してない。
脳が一番活性化している10代に勉強しないと、第3志望の大学に入ってから後悔する。

クラブを続けようと辞めようと、どちらでもよい。
第1志望を曲げないのが鉄則ではないだろうか。

 

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