このような題は、怪しげだ(笑)
ネットで飛び交う投資の話題。
ヒマな専業主婦はついつい見てしまう。
気をつけよう。
悪いネット情報に騙されてはいけない。
実は筆者も、いろいろ手を出した。
その投資経験を正直に語ろう。
初めに言っておくが、投資はしないとリターンはない。
自分で情報を集めて考え、ひらめいた分野・好きな分野で、投資してきた。
自己責任で賄える範囲の投資で、成功・失敗を繰り返し、現在に至る。
①長男が3歳の頃
世の中がパソコン流行り出したころ、コジマ電気でWindows98を購入。
一家に一台のPC時代の幕開け。
何となく、パソコンで仕事が出来るのではと考えて、まだ珍しかった3Dソフトを購入。なぜか？
1993年ごろ、東京で3Dのアート作品を見て心が掴まれ衝撃を受けた記憶があった。
本場のアメリカでは、3D映画がこれでもかとしのぎを削って開発していた時代、日本で一般の人が３Dに手を出すといえば、数学の専門家とか萌えオタクとか、ちょっと変わったヒトが興味を持っていたようだ。
筆者もその変わった1人で、どうせなら興味のあることで仕事出来ないかと思案していた。
結論から言うと、その3Dソフトは筆者には難しすぎて途中でやめた。。。
言い訳すると、3歳の息子と赤ちゃんの娘の昼寝の時間に、集中して理解に努める程度のザ・シロウト専業主婦には、扱えるソフトではなかったというか時期早々のようだった。
わからないフレーズが出ても、今のようにWikipediaもネット情報も皆無。調べようがない。
先生に聞きたいが、教えてくれるパソコン教室もない。
いや、正確にはパソコン教室はあった。駅前に。
しかし、小さな子供連れては門前払い。
土曜日に夫に子供見てもらってパソコン教室の説明会にも参加したが、授業料が高いことがわかった！
諦めた。
子育て中で、時間も投資資金もまだない。
●教訓・・・無理な投資はしない。
●投資金額・・・1万円（３Dソフトと本代）
②長男が小学生3年生の頃
ちょっとヒマになり、本屋で立ち読みが日課。
ベストセラーは一応見るクセがあり、その頃「金持ち父さん、貧乏父さん」がうず高く積み上げられていた。
子供の本も全て近所の図書館で借りてるし、滅多に本を買わないケチ主婦だったが、10ページ読んだところ、これに衝撃を受けて購入。
この本は経済の考え方を根本から変えた。筆者だけではなく日本中の読んだ人みんなそうだと思われる。。。
よし、不動産投資をしようと行動。
サラリーマン大家さんの本が流行りだしたころで、今のようにたくさんではないが関連の本を5冊購入。
結論から言うと、これは大成功。
成功要因は２つ。
不動産が一番底値の時代であったことと、たまたま親の相続の現金があったこと。
そのあと、不動産は毎年上がっていき、今ならとても購入出来なかった。
現在も、ちょこっと家賃収入という不労所得あり。(この本で知った言葉だ！)
●教訓・・・チャンスがあるなら行動すべし。本は読むだけで終わってはいけない。
●投資金額・・・800万円と本代1万円
③長男が小学生高学年の頃
中学受験を、なぜか決めてしまった。
キッカケは、進学塾のお子様の能力・無料診断のチラシ。
無料より怖いものはナイ。
IQや個人能力・細かい診断の一覧表を前に「お母さん、お子さんは〇〇中学レベルですねっ」とホメラれる面談。
詰め込み教育はキライだが、面白い実験や知的好奇心を満たす授業の説明。
中学受験はともかく、2回は無料(引っかかった〜)で、続けるなら週2回、月8回の授業でも高くない。
長男、何だか楽しそう。
授業を受ける仲間と仲良くなると「僕、〇〇中学行きたいなっ」と当然のように言うようになる。
進学塾の無料ワナ(。。。)にまんまとハマる構図だ。
４年生は安かったが、5年生は授業日数が増え当然授業料も一気に上がった。
6年生はもっとかかるらしい。。。
ということで、中学受験となるとオカネがかかるので、何とか増やす努力しないといけない。
そうだ、株をやろう。
その頃、テレビや雑誌が株投資のことをよく取り上げていた。
といっても、自分自身は、企業とか財務とか全くわからない。。。
夫は日経新聞を端から端まで読むのが趣味なので、彼からアドバイスをもらってやることにした。
ネット取引のための室内のネット環境を整える。
その頃のADSLの高速版を申し込み、証券会社に口座を開き、銀行に20万円の投資資金をおく。
ヒマな専業主婦は、オープンする9時はパソコン前に座ることが可能。
11時半前場が終了。12時半から後場オープン。
値動きのグラフを見て、投資行動を決める。
もちろん一瞬の判断。ゲーム感覚だ。
一瞬の投資に力を注ぐ。
結論から言うと、これは・・・成功もしないが失敗もしなかった。
当然だが、一回せいぜい数万円しか投資できないので、勝ったり負けたりを繰り返し。そんな大儲けは出来るはずない。
あと、センスもそんなにない。
才能はなかったようだ。
諦めた。
●教訓・・・何事も頑張った行動はムダにならない。
現在大人になった長男からアドバイス求められ、答えることができる。
●投資金額・・・20万円（投資金額は決めた方がよい）
テレビや民衆が興味を持ったら、その投資は儲からない可能性が高い。
みんなが投資してどんどん上がっていくからだ。
不動産も株も安い時に買わないと利益がでないのだ。
少し前のビットコインでもそうだ。2017年の秋までに買っていれば大儲けができた。
9月に3000ドル割れしたが今から思えば大したことない。
みんなが興味持ってきた2018年1月初めは17000と超高いし下落も激しい。
④長男が中学受験終えた頃
起業を考える。
ポテトチップスの加工した美味しいスナックを思いつき、アメリカ産のジャガイモ粉を30kg購入。
中堅の商社の担当者にアポイント取ってプレゼンぽいことも行動。
結論から言うと、これは失敗。
理由は、食べ物を加工して販売するには投資金額が大きすぎることと、
工場請負を探せなかった。
●教訓・・・損失は最小限に(笑)
●投資金額・・・5000円（ジャガイモ粉代）と商社までの交通費
⑤長男が中学3年生の頃
ヒマな専業主婦だったが、ちょこちょこパートしたり役員したり充実。
パートでオーナーにうまく使われる人生はイヤだが、自分で起業する確実性もないし資金もないし自信もない。
その頃、仲良しのママ友が、専門家として社会に再デビューに衝撃を受ける。
そうか、まずは専門家として社会にでて、資金をガッツリ貯めよう！
なぜ専門家か。理由は以下２つ。
・資格不要のパートなら時給は普通だか、専門家の時給はプラス数百円はアップする。
・専門性を活かして起業できるかも。
どの専門家になるか熟慮したのは以前書いたので、ご参考に。
Webデザイナーになろう：管理者の経験談
結論から言うと、これは大正解。
●教訓・・・人生話はタメになる。ママ友とのヒマなランチは、ムダにせず何かのヒントを得よう。
●投資金額・・・70万円（専門学校費・ソフト代）
スポンサーリンク
⑥長男が高校3年生の頃
専門学校代50万円と、パソコン・ソフト購入の投資資金を回収するため、記憶能力低迷の脳に刺激を与え、勉強して何とかモノになりそうなところまできた。
まだモノにはなってない。
いきなりヤレっていわれても技術はまだない。
まずは、専門学校の先生としてスタート。
まあまあ収入あり、社会的地位も確立しつつあったが。。。
このままなら、専門学校なら担任講師なので、授業を休むことができない。(インフルエンザ以外は休まないという契約)
来年の子供らの卒業式・入学式に参加することができない。
しかし、転職は怖い。
40歳代のおばちゃん転職とかホント怖い。
しかし技術力は高まったので仕事には自信はある。
後悔はしたくない。転職しよう！
結論から言うと、これは大正解。
収入は2倍に増加。
専門学校の給料・・・時間給1700円の講師で1日6時間・週4日勤務で、月16万程度。保険・年金も自己支払いなので微妙なところだが、専業主婦が肩書きと履歴書書ける経験をありがとうって感じ。
転職先はフルタイムだが、子供らも大きいので全く問題ない。
保険・年金も支払いに行かなくていい。
厚生年金なので老後は年金増える。
●⑤の投資金額70万円からのリターン・・・1年目で200万円の収入・その後もアップして継続
教訓・・・天秤にかけて選ぶ時、大切な方を選ぶ。(子供達の行事参加)
⑧現在
定年退職までに起業して、老後を安定させたいと思案中。
いろいろアイディアあり、ちょっと行動もしているが、まだ成功の入り口に立っていない。
表題の、専業主婦ができる確実な投資 のまとめとしては。。。
（１）筆者が確実に成功した投資は、2つ
・不動産投資
・自分に投資してキャリアアップ
成功にたどり着くまでには、失敗もあって当然。
投資なくてリターンはない。
しかし投資するには、資金が必要である。
（２）筆者が日々継続していること、１つ
・資金を貯める
（３）筆者が守っているのは、１つ
・借金は、しない
（４）投資分野が決まったらすること、一つ
・投資金額を上回るリターンが得れるよう、情報収集・日々勉強を欠かさない。
以上である。
ところで、副産物として、夫も不動産投資を始めた。
「②長男が小学生3年生の頃」投資の後だ。
「金持ち父さん貧乏父さん」を読むのを勧めても読まず、「石橋を叩いて渡る」いや「石橋を叩いても渡らない」夫なのだが、なぜか行動した。
底値というのは後からでないとわからないものだが、本当に底値だった。
借金は、一切ない。
すべてチビチビ貯めた現金で購入。
ではドンドン不動産投資すればいいと思われるが、それも簡単ではない。
不動産投資には大金が必要。
ちまたの本やネットでは、借金して不動産投資をうたっているが、計算式に合わせて算出してみよう。
30年ローンで不動産投資とか、本当に怖い。
10年～15年で回収できないなら、他の投資を選択した方がよい。
現在の不動産は、底値を知っている著者からすると高い。
不動産投資に関しては、次回の底値の時期を狙うつもりだ。
確実な投資とは、儲かる仕組みを作ることである。
次は起業。
現在は自己資金を貯めるのみ。
何に投資するかは定かではないが、資金がなければ始まらない。
まだ足踏み状態だが、諦めてはいけない、と自分に言い聞かせる。
今までの経験から。。。
願い続ければ、そこにたどり着く道が見えてくるはず！
諦めてはいけない。
スラムダンクの安西先生も言っていた。
「あきらめたらそこで試合終了ですよ」
