子供に言っておこう「専門職を目指そう!」
専門職というとどういう職種を思い浮かべるだろうか。
わかりやすいのが資格取得=その道の専門
ただ、資格取得したけど就職に結びつかないのもあるので、資格は吟味しよう。
就職が直結している例として:
美容師・・・専門学校2年と国家試験で就職直結。就職先も地元・東京など選択可能。
簿記1~2級・・・会社の経理部門で採用強し。取っておけば良かったランキング常に上位。
しかし、就職してからその部門で仕事しているうちに専門になる場合も多い。
特に「〇〇になりたい」というこ希望がないなら、こちらになるだろう。
そして社会人になって数年後、専門学校の門をたたいて資格を目指す人もいる。
社会に出てから、こんなはずじゃなかったと気づいた意識高い人が、資格を目指す。
さて親としては、「〇〇になりたい」が明確ならほっておいてよい。
しかし、芸能人になりたい・俳優になりたい・バンドに夢中・・・
これらは、成功するにはハードルが高いことを念頭に「経済をどうするのか」も親がアドバイスしたい。
親が「成功するまで生活費を出すよ」とう言うと、成功は遠のく可能性が多いし、自分たち親が老後貧乏、一直線は間違いない。
例えばGreeeen(グリーン)のように歯医者国家資格を取りつつバンドで成功は、かっこいい!
あれを目指してほしい。
どうしても二足の草鞋が出来ないなら、バイトで貧乏生活しながら歯を食いしばって成功を目指してもらおう。
では「〇〇になりたい」が明確でないなら、どうするのか。
社会に出てから、専門学校に通って遅い出発する子供を見守るのか。
「〇〇になりたい」が明確でないなら、子供の性格・能力をみて、いくつか方向性を示してはいかがだろうか。
10代は「社会」を知らない。知らないまま大学生になるけど「どうにかなる」と思っている。
20代中頃に「社会」を知る。そこで「こんなはずじゃなかった」となる。
これを回避するには、10代中頃には「社会」を教えておくのだ。
「社会」で生きていくため、いくつか方向性を示しておくのだ。
時期は「何となく大学に入る」その前、できれば中学生、遅くても高校2年生までに、アドバイスをしたほうが良い。
なぜなら、大学の学部を決めるときには、就職後の姿をイメージさせる必要があるからだ。
具体的には 「専門職を目指そう!」
方向性① 国家資格を取得する
専門家になるのに一番の近道は、資格を取ること。
王道は、国家資格。
国家資格とは「国家に認められた専門職」
国家資格の取得が難しいのは、専門家としての知識と倫理と責任が重いからである。
その見返りとして名称や職業そのものの独占でき、ある程度収入が保証される仕組みになっている。
大学医学部卒でしか取得できない「医師」以外は、専門学校あるいは独学で取得が可能である。
方向性② 公的資格を取得する
教員免許、准看護師、日商簿記、英語検定、漢字検定は、公的な機関の管轄で発行する公的資格である。
職業直結というよりも、教員採用試験や就活をする時に、これらの資格が必須あるいは役に立つ。
方向性③ 民間資格を取得する
TOEFL、TOEICなど英語関係は、大学・企業が数値を目安にしている。
TOEFL IBTなら、75以上取れれば派遣留学生の仲間入りが可能。90以上取れれば海外一流大学生になれる。100以上なら海外超一流大学生!
TOEIC なら、730以上取れれば収入が100万円UPすると言われる。860以上取れれば外資系企業への就職も夢ではない。990満点なら、コミュ力・学歴に問題なければ外資系投資銀行・コンサルの評価が高くなる。
TOEICからの理想的な専門職への道は:
海外留学 ➡ 外資系企業就職 ➡ ハードな業務をこなしながら、専門ビジネススキルを磨く。
本当に高収入を狙いたいなら、この道を目指そう。
国家三大資格(医者・司法・公認会計士)はもちろん高収入だが、年収1千万円への道は短くはなく数年~10年かかる場合も。
以上、どのコースでも勉強しなければいけない。
しかし大学受験と違って、これらの勉強は仕事に直結するのだ。
「大学に入ったら終わり」ではなく「大学に入ってから〇〇を勉強する」と、中学・高校生時代からイメージさせておくのだ。
このイメージがあれば、どの学部を目指すかは、自ずと見えてくる。
方向性① 国家資格を取得する
国家資格「医師」「看護師」なら、「医学部」「看護学部もしくは医学部看護学科」。
国家資格 司法試験突破して「弁護士または検察官」なら、「法学部」がベスト。かつ高偏差値の法科大学院が近道だが、大学を行かなくても専門学校・独学でも目指せる。
国家資格「公認会計士」なら、「商学部」がベスト。かつ会計専門職大学院で学ぶなら短答式免除のオトクがあるが、大学を行かなくても専門学校・独学でも目指せる。
方向性② 公的資格を取得する
方向性③ 民間資格を取得する
教員免許、准看護師などは、その資格のとれる学部・専門学校を選ぶのが早い。
その他、大学を行かなくても専門学校・独学でも目指せる。
ただし外資系企業を狙う場合は、留学もしくは高偏差値大学が必須。
方向性④ ITを極める
人には得手・不得手がある。
以上のような、学校の勉強系が、ムリ!という子供には、変化球がある。ITだ!
筆者もITで帰り咲いたので、ここもおススメ分野だが。
こちらについては、次回。。。
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最後に。。。
「大学に入ってから〇〇を勉強する」とかムリ!と、何となく大学生活を送った場合。
一般的な親は「好きな大学・学部へ行ったらいい」と言うが、その学部を卒業した後の「好きな仕事・企業へ」は本当に行けるのか?
専門家・強力コネがない限り、好きな企業へのパスポートはない。
「好きな大学・学部へ行く」のは、自分の努力で何とかなるし、ダメなら第二志望でも自己責任。
しかし!「好きな仕事・企業に行く」のは、自分が努力しても届くかどうかは、わからない。
相手が決めるのであって、自分がどうこうできない。
「好きな企業に行きたい」なら、何かの専門分野を強化しておくと、強い。
せめて、TOEIC 730以上(できれば830以上)、を目指してほしい!
好きな仕事・企業から、ラブコールが来るように仕向けるのだ!
2018年2月追記
「娘の場合は、結婚すればOK」と安易に考えているママがいるかもしれない。
もう我々の昭和の時代では、ない。
専業主婦を希望する女子は、婚活市場からも縁遠くなる。
以下の記事を参考に。
専業主婦と老後貧乏
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