子供たちのICT教育が叫ばれて久しいが、現状はどのようになっているのか。

東京工業大学の赤堀侃司(かんじ)教授によると。

 現在、各国ではICT教育が進められていますが、その様子は国によってさまざまです。私が視察した国の中で、ハード面において最先端にいるのは韓国とシンガポールでしょう。どちらの国の小・中学校でもパソコンやプロジェクターが普通教室に常設され、子どもたちは日常的にICTに慣れ親しんでいます。韓国では、教師がデジタル教材をインターネットから無料でダウンロードできるサービスがあります。私が視察したシンガポールの学校では、子ども一人ひとりにPDA(携帯できる小型端末)を渡しており、子どもたちが自由に使いこなしている姿が印象に残りました。
ベネッセ教育総合研究所による

2015年2月にはこのようなレポートもネット公開された。

日本のICT教育・学習利用の現状と課題
七邊信重,2014,「世界の学校内外での生徒のICT利用状況と日本の課題―OECD『PISA2012年調査』の結果から―」,FMMC研究員レポート

日本では、結論として以下のことがあげられる。

日本では、学校内外でのICT端末普及、生徒のICTリテラシーとICT学習利用、義務教育課 程でのICT教育のいずれもが、低い。「読み」「数学」「科学」で生徒の平均得点は高い。しかし、 情報社会で求められるICTリテラシーは低い。 成人のICTリテラシーもOECD平均並み グローバル社会・経済のマクロな変化に関する適切なビジョンに基づく、学校内外での生徒たちへのICT端末の配備とICT教育・学習 利用の促進が一層求められる。

ゲームやネットで子供たちのICTリテラシーは高まっているようだが、世界だけでなく韓国・シンガポールなどアジア諸国に比べれば、まだまだのようである。
ICT能力は、子供たちが大学生、就職後のビジネスで差が出てるくる大きな要因になる。
日本が世界のビジネス界で負けないためにも、家庭でも意識してよい課題。
 

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